LEDの種類とその用途について
LED(発光ダイオード)は、低消費電力・高寿命・高輝度といった特性から、あらゆる産業で欠かせない存在になっています。
照明、電子機器、ディスプレイ、自動車、医療など、活用分野は年々広がり続けています。
この記事では、代表的なLEDの種類と用途の違いをわかりやすく解説します。
用途や目的に応じたLED選定のポイントも紹介します。
1. 汎用LED(スタンダードタイプ)
最も一般的なタイプのLEDです。電流を流すことで発光する半導体素子であり、
家庭用照明、商業施設の照明、電子機器のインジケーターなど、幅広い分野で使用されています。
主な用途:家庭照明、サイン・ディスプレイ、電子製品のパイロットランプなど。
2. スルーホールLED(Through-Hole LED)
スルーホールLEDは、リード線を基板の穴に通して実装するタイプです。
高い耐久性と信頼性を持ち、屋外表示装置や産業機器など、厳しい環境でも安定して使用できます。
主な用途:産業用パネル、装飾照明、信号表示灯など。
3. 表面実装(SMD)LED
SMD(Surface Mount Device)LEDは、基板表面に直接実装される小型・薄型タイプです。
高密度実装が可能で、スマートフォン、テレビ、モニター、車載ディスプレイなどに広く採用されています。
主な用途:スマートデバイス、液晶バックライト、車載照明。
4. COB(Chip On Board)LED
COB LEDは、複数のLEDチップを基板上に密集実装することで高輝度と高効率を両立します。
均一な面発光が特徴で、照明器具の主光源として最適です。
主な用途:スポットライト、街路灯、自動車ヘッドライト、投光器など。
5. UV(紫外線)LED
UV LEDは、紫外線(UVA・UVB・UVC)を照射する特殊なLEDです。
殺菌・硬化・検査・医療など、一般照明とは異なる用途で活用されています。
主な用途:樹脂硬化装置、印刷・塗装、医療機器、殺菌装置。
6. RGB LED(フルカラーLED)
RGB LEDは、赤(R)・緑(G)・青(B)の3色を組み合わせて多彩な色を再現します。
フルカラー表現が可能で、照明演出やデジタルサイネージなどに欠かせません。
主な用途:舞台照明、ディスプレイ、装飾照明、ゲーミングデバイス。
LEDを選ぶ際のポイント
LEDを選定する際は、以下の要素を考慮することが重要です。
- 発光効率(lm/W):エネルギー効率を示す指標
- 演色性(Ra値):色の自然さ・再現性
- 放熱性能:長寿命化・安定動作に直結
- 形状・実装方式:SMD、COB、スルーホールなど用途に適した形式を選ぶ
- コストと供給性:量産・試作段階での安定供給も重要
まとめ|用途に合ったLEDを選ぼう
LEDは、「どんな環境で」「どんな目的で」使うかによって最適な種類が変わります。
たとえば高輝度が求められるならCOB、微細照明にはSMD、特殊用途ならUV LEDなど、
目的に合わせた選定が性能とコストの最適化につながります。
放熱や基板設計もLED性能を支える重要な要素です。
アロー産業では、LED用途に適した放熱基板・アルミ基板・銅ベース基板を製造しています。
LEDの性能を最大限に引き出す基板設計・試作のご相談もお気軽にどうぞ。
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