紫外線(UV光)の活用1

皆さんこんにちは。
新型ウィルスの影響で活動の自粛を余儀なくされている中、当社ホームページへようこそおいでくださいました。日々を離れてホンの束の間、お寛ぎ頂ければ幸いです。

今回は、紫外線について少し触れてみたいとおもいます。
昨今、私たちの周りで良く耳にするUV光。そう、紫外線のことです。
紫外線と聞きますと、肌に良くない(シミ、そばかす等)、皮膚がんになりやすいとも言われておりますよね。

しかしながら、近年UV光を有効利用した機器・装置が普及しているのをご存じでしょうか。
有名どころでは、日焼けサロンの照射にUVが使われています。その他にもまだまだあるんですよ。
印刷用インクの硬化に使っていたり、歯医者さんでも治療歯に詰める樹脂の硬化であったり、他にもマニキュアの硬化にも使われています。
硬化用途には、総じて熱硬化に適さない場所や、速乾性が必要な場面での樹脂硬化に多く利用されてきています。

実は私たちの業界でも、UV光は使われています。
感光性フィルムの貼ってある基板に、回路パターンマスクの位置を合わせ露光装置でUV光を当てます。すると、感光性フィルムが露光されて回路パターンが基板に焼き付けられます。
また、出来上がった回路パターン上にレジストインク(UV硬化インク)をコーティングする際にも、インク硬化用にUV光を使用しております。
この光源にはメタルハライドランプを使用しています。

意外にも身近にあったんですね。
硬化用途以外にも、殺菌、滅菌、空気清浄、治療用途など、様々な分野で利用方法があるみたいです。
新型ウィルスにも活用できる日がきっと来ると信じます。いや念じます。


当社はホームページでもご紹介の通り、金属基板に注力しております。この金属基板を活用して、UV-LEDを搭載し水銀ランプの置き換えを検討されておられるユーザー様へご協力出来る様、精力的に活動して参ります。
今一度、ホームページをご拝読いただけます様、お願い申し上げます。

次回もお楽しみに。

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