レジンスミア
レジンスミア(Resin Smear)とは、多層プリント基板のドリル加工時に、摩擦熱によって樹脂が溶けてスルーホール内壁に付着する現象を指します。
この樹脂の付着(スミア)は、内層銅箔との電気的接続を妨げる原因となり、
導通不良(オープン)や高抵抗などの不良を引き起こす可能性があります。
スミアは特に、エポキシ系樹脂(FR-4)を使用した多層基板で発生しやすく、
これを除去するためにデスミア処理(Desmear)と呼ばれる化学・プラズマ処理工程が行われます。
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発生原因:ドリル摩耗、ドリル回転数の不適切、送り速度の過大、冷却不足
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除去方法:過マンガン酸処理、プラズマ処理、アルカリ過酸化物処理など
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目的:スルーホール内壁のクリーン化と内層銅との完全導通確保

