マイクロクラック
マイクロクラック(Micro Crack)とは、プリント基板(PCB)の銅配線や絶縁層、スルーホール内部などに発生する微細な亀裂のことです。
この現象は、熱膨張・冷却収縮の繰り返し(熱ストレス)や、基板の反り・曲げ・振動などの機械的応力によって発生します。
マイクロクラックが進行すると、
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導通抵抗の上昇
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開放不良(断線)
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絶縁不良
などの電気的トラブルを引き起こす可能性があります。
特に多層基板や高密度配線基板では、スルーホールめっき部の銅層に発生するクラック(スルーホールクラック)が深刻な問題となることがあります。
そのため、製造時にはTg値(ガラス転移温度)の高い材料選定や適切なベーキング・プレス条件、熱サイクル試験による評価が重要です。

