パッド
パッド(Pad)とは、プリント基板上で電子部品の端子やリードと接続するための金属接点部のことです。
基板上では円形・長方形・角丸など、部品の形状や実装方法に応じてさまざまな形で設計されます。
パッドは、配線(トレース)と部品を電気的に接続する役割を持ちます。
また、はんだ付けによって部品を機械的にも固定するため、電気的性能と接合強度の両立が求められます。
パッドの種類には、以下のようなものがあります。
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スルーホールパッド:部品のリードを通して裏面で接続するタイプ(THT部品向け)
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ランドパッド:表面に配置された部品を直接はんだ付けするタイプ(SMT部品向け)
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ビアパッド:ビア(導通穴)を介して層間接続を行うタイプ
設計時には、部品のサイズ・はんだ付け方法・基板製造精度を考慮してパッド形状を決定します。
また、パッド間隔が狭すぎるとショートのリスクが高まり、広すぎるとはんだが安定しないため、適切なバランスが重要です。
さらに、はんだの濡れ性を高めるため、表面処理(HASL・ENIG・OSPなど)が施されます。
これにより、パッドは電気的信頼性と長期耐久性を維持します。

