コーナーカット

コーナーカット(Corner Cut)とは、プリント基板の四隅や特定の角を切り落として形状を整える加工のことです。
一般的には、取り扱いや実装工程を容易にするため、または筐体やコネクタなど他部品との干渉を防ぐために行われます。

コーナーカットは、基板の設計段階であらかじめCADデータ上にカット位置・角度・半径(Rカット)などを指定します。
その後、製造工程でルーター加工やVカット機によって実際に切削されます。

この加工には以下のような目的があります:

  • 実装工程での干渉防止:基板の角が機械や部品に当たらないようにする。

  • 組み込み時の位置合わせ:特定の形状に合わせた取り付けやガイド機能を持たせる。

  • 安全性の向上:鋭角をなくして作業者や他部品への損傷を防止。

  • 面付け時の効率化:多面付けされた基板を分割しやすくする。

特に、量産時の面付けパネルでは、基板を分割する際にコーナーカットやスリットと併用することで、加工精度と歩留まりの向上が期待できます。

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