アルミナ基板

アルミナ基板は、高純度アルミナセラミックスを基材とする高信頼性プリント基板です。
高い絶縁性・耐熱性・機械的強度・耐薬品性を持ち、過酷な環境でも安定して動作します。

表面に銅箔を貼り付けて導電パターンを形成し、高周波信号伝送にも対応。
熱伝導率は約30W/m・Kと高く、発熱部品の放熱に優れています。

その反面、素材コスト・加工コストが高いため量産には不向きです。
主に自動車、航空宇宙、医療機器、産業用電源など、高信頼・高温環境用途で採用されています。

放熱用途では、アルミ基板(約2〜3W/m・K)や銅ベース基板(約350W/m・K)が代替材として使用されることがあります。
中でも銅ベース基板は、高放熱かつコスト面でもアルミナ基板より安価で、
高出力LEDやパワーデバイス用基板として広く採用されています。

一方、アルミナ基板は高い絶縁耐圧と信頼性を維持できる点で優位にあり、
電気的安全性や長期安定性が求められる用途で選ばれます。

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