アスペクト比
アスペクト比(Aspect Ratio)とは、プリント基板の板厚(t)をスルーホールの径(d)で割った値(t/d)のことです。
基板の穴の深さと直径の比率を示す指標であり、めっき品質や信頼性に大きく関わります。
アスペクト比が高い(=深く細い穴)は、めっき液が届きにくく、内壁の銅めっきが不均一になりやすいため、製造難易度が上がります。
一方で、アスペクト比が低い(=浅く広い穴)は、めっきが安定しやすく歩留まりが高いという特徴があります。
一般的な多層基板ではアスペクト比8〜10以下が推奨され、高密度基板では設計段階から制約条件として考慮されます。

