マスクフィルム

マスクフィルム(Mask Film)とは、プリント基板の製造工程で回路パターンを形成する際に使用される原版フィルムのことです。
フォトリソグラフィ工程で使用され、露光時に光を通す部分と遮光する部分を分けることで、基板上に正確なパターンを転写します。

マスクフィルムは以下のような役割を持ちます:

  • パターン形成:配線、ソルダーレジスト、シルク印刷などの露光領域を制御。

  • 保護機能:不要部分への光や薬品の影響を防止。

  • 精度確保:寸法・位置精度の高い回路形成を実現。

マスクフィルムには、高透明度ポリエステルフィルム感光性インクでパターンを描いたタイプが一般的で、
光学的安定性、湿度変化に対する寸法安定性、傷への耐性が求められます。

現在では、物理フィルムを使わずデータから直接露光するLDI(Laser Direct Imaging)方式も主流になりつつあります。

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