両面基板

両面基板とは、プリント基板の一種で、両面に導電層がある基板のことを指します。
通常のプリント基板は片面にしか導電層がないため、両面基板はより高密度な回路を実現することができます。

両面基板は、片面基板と同様に、基板表面に導電層を形成するために、銅箔を貼り付け、エッチングによって不要な箇所を削り取ることで回路を形成します。
ただし、両面基板では、基板の両面に銅箔を貼り付け、それぞれの面で回路を形成する必要があります。

両面基板は、片面基板に比べて回路の密度が高く、より複雑な回路を実現することができます。
また、両面基板は、単面基板に比べて信号伝送の性能が向上するため、高速なデータ伝送に適しています。

両面基板は、電子機器の製造において広く使用されており、特に小型化や高性能化が求められる機器においては、欠かせない基板の一つとなっています。

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