LEDの劣化とその対策

LEDの寿命は、約40000時間・約10年と言われております。
現在はあまり見かけることの少なくなった電球の寿命が1000~3000時間、蛍光管の寿命は6000~12000時間となり、LEDはこれらに比べ、非常に長寿命なことがわかります。
しかし、LEDの寿命までに壊れてしまうことがあります。

その原因の多くは熱による劣化です。
LEDは、投入された電力に対し、100%が光として取り出されているわけではありません。
LEDの発光効率が40%の場合では、残りは不可視光や熱として放出されています。

投入電力が大きくなりにつれ、発熱も大きくなります。しかし、LED素子は熱に弱く、高温状態が続くと素子自体の劣化が急速に早まり、寿命や照度が落ちてしまいます。

小型化、高密度化、ハイパワー化、大電流化、高輝度化など、ますます放熱技術のニーズが非常に高まってきております。
そこで、LEDを実装するプリント基板でいかに熱を逃がすかが鍵となってきます。

弊社では高放熱プリント基板のラインナップとして、アルミ基板、銅基板、高放熱シート(1~10W/m・k)のプリント基板など、LED・実装部品から素早く熱を引かせる為の放熱技術を得意としております。
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プリント基板で放熱をお考えのお客様、ぜひ一度アロー産業にご相談ください。