白色LEDはどうすればできるの?
近年、私たちの周りで良く見かけるLED照明ですが、殆ど白色LEDですよね。
ではこの白色LEDがどのように作られているかを本日は探ってみましょう。
白色LEDを実現するには3つの方法があるそうです。
その一つ目は、
「青色LEDにより黄色蛍光体を光らせる方式」です。
青色に発光するLEDと、その補色となる黄色に発光する蛍光体とを組み合わせることで、白色光を作り出す事ができます。
※補色とは、色相環 (color circle) で正反対に位置する関係の色のことです。
色関係にある2色の光を組み合わせる事で白色光を作り出せます。
二つ目は、
「近紫外LEDまたは紫色LEDにより、赤色・緑色・青色の蛍光体を光らせる方式」です。
3波長形蛍光ランプと同じ発光方式で、青色よりも波長の短い紫外線を発光するLED光源で、
赤・緑・青の蛍光体を励起させ白色光を作り出す方法です。
三つ目は、
「赤色LED・緑色LED・青色LEDを組合せる方式」で、3光色のLEDの組み合わせにより
白色光が得られるそうですが、各色LEDの明るさのバランスが重要とのことです。
※光の三原色
赤、緑、青(RGB)を光の三原色と呼びます。
赤、緑、青の3色を混色した方が、より自然な白色光を作り出せます。