プリント基板って何に使うの?

プリント基板そのものは、普段はあまり目に入ることはないと思いますが、様々な電子機器に必ずと言っていいほど使用されている重要な部品です。

プリント基板は主に、電子機器の内側(カバーや箱の中)に内蔵されており、電子機器を構成する部品を板状の基板に固定し、銅箔などで形成された回路で接続されています。

基板上の回路には電流が流れているため、銅箔等(導電材料)で形成された回路と、絶縁層と呼ばれる電気を通さない(絶縁)材料で構成されています。

プリント基板が開発されるまでは、部品同士を接続するためには、リード線などで一つ一つはんだで繋ぎ、固定されていない部品も多くありました。

このように、プリント基板が使われることで、配線の接続を大きく省略することができ、取り付けミスや電子機器の小型化など、かなりのメリットが生まれることになりました。

身近なプリント基板というと、パソコンの内部に入っている緑色(その他の色もありますが)の板が思い浮かぶのではないでしょうか。
それこそが、リジッド基板と言われるプリント基板です。

その他にも、フィルム状のプリント基板(フレキシブル基板)や、特殊基板の一種であるメタル基板(銅やアルミ基板)などがあります。

以上、プリント基板って何に使うの?の説明でした。